シー・シー・ピー DGマスター
デジタルプロポーショナルなトイラジ登場
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大きくならない場合もあります(^_^;

 ラジマガのトイラジ特集に載っていた株式会社シー・シー・ピーのDGマスターを買ってみました。ちゃんとした比例制御なうえ、ヘッドライトやウインカーなんかがプロポから制御可能!おまけに定価\5980で、トイラジでは定番の組立済み完成車とプロポ&充電器のフルセット。お買い得感たっぷりかつ抜群の走行性能で、クリスマスプレゼントには是非オススメしたい1台です。あげるのも貰うのも、マジでオススメ(^_^)

 関係無いですけど、最近のおもちゃメーカーってスンゲーなぁ〜と思いきや、この会社、カシオ計算機のグループ企業で元々は朝日コーポレーションなのでした。なるほど良く出来てる理由は、ただのおもちゃメーカーじゃなかったんですね。詳しくは下記の関連記事をご覧下さい。



 キャリングハンドル付きのパッケージに、折り畳み式のプロポとディスプレイケースにもなる充電スタンドが入ってます。いや、充電スタンドにもなるディスプレイケースかな。
 とにもかくにも何かと持ち運びが困難なラジコン一式がすっきりまとまってて、うちなんかもう机の上に出しっぱなし(^^)
 いやぁ〜、なんかマジでイイ感じです。

 エポック社のRCヨンサンとの比較です。よく「手のひらサイズ」ってコピーの製品がありますが、こうなってくるともう俺の掌半分サイズ!?
 一応ヨンサンはその名の通り1/43スケールで、DGマスターは1/45スケール。ホイールベースはちょっとDGマスターの方が短いです。

 外観はドアミラーが無いものの、ヨンサンと違ってデカール仕上げ。写真の車はnismoの22号車なんですが、ちゃんとKYOSHOのスポンサーロゴまで再現されてました。ヤルゥ〜!

 ヨンサン・DGマスター・デジQフォーミュラーの3ショット。
 デジQフォーミュラーはあまりの走らなさ加減に埃を被らせてたんですが、たしか1/43前後の大きさだったと思うので、一応いっしょに記念撮影してみてます。

いやぁしかし最近の工場組み立て済みってのは、はっきり言ってスゲーっすね。自分もプラモデラー上がりのラジコンマニアなんですが、正直ここまで自分で仕上げるのには相当時間がかかりそうな…。つーか、仮にこのレベルで自作したボディならヤフオクで\5000スタート!?みたいな…(^_^;;



 ちょっぴりニ〜ンマリしてしまう瞬間( ̄∀ ̄)

 充電中は車体の電源ONの状態だと、ヘッドライトやテールランプが順番にピカピカ光ります。もちろん普通に電源OFFで充電してもOK。
 手前の赤いランプが消えると充電完了で、150秒充電で7分間走行可能です。初代デジQの900秒充電と比べると、かなり快適。ニンマリしながら眺めてると、あっと言う間に充電完了。ほんとにニンマリしながら眺めてると、奥さんとかから「狂ってる?」などと突っ込まれるので要注意( ̄∀ ̄;

 車体の方は、フロントがキングピンコイル式でリアはTバーの3Pサス。シャーシーの後端のネジでピッチング方向の制御なんかも可能です。前端の白いマイナスネジがトリム調整用で中央の充電端子の隣にあるのが電源スイッチ。その反対側にあるのが、この商品の目玉システム「WAVECODER」の切替スイッチ。
 通常トイラジって言うと、27MHzと40MHzで同時に2台まで走行可能って場合が多いんですが、このWAVECODERは27と40MHzをそれぞれA・B・Cと3つに分けて制御してるみたいです。詳しい事はよく解りませんが、各周波数帯で3台まで、合計6台の同時走行が可能だそうです。なんかおもちゃっぽくなくてスゴイっす。



 肝心の走行性能なんですが、大人で、しかもそれなりにラジコンの経験がある人でも、かなり快適に運転できます。スピードはそこそこですが、なんと言ってもタイヤがイイ!!ミニッツレーサーのキット標準タイヤでクルクル回ってやめちゃった人も、これなら充分満足できると思います。
 ミニッツと比較するのはスケールも価格帯も違うので、あまり参考にはならないのですが、同スケールのデジQフォーミュラと比べると、笑っちゃうくらいよく走ります。ま、デジQフォーミュラが笑っちゃうくらい走らないって説もありますが(^_^;

 そして、度々文中にも登場してきたエポック社のRCヨンサンとの比較ですが、ヨンサンのSPEC1と比べると、タイヤのグリップがいい分DGマスターの方が良く走るような気がします。ちなみにヨンサンは個人的なお気に入りでもあるので、キット付属のソフトタイヤをリヤに履いた依怙贔屓仕様で比較してるんですが、どうにもDGマスターの方が運転しやすいっていうか、遊んでて楽しい!!光るからって説もありますが…(^_^;
 また、好みの別れる所ではありますが、ヨンサンはスロットルOFFですぐ止まるのに対して、DGマスターはけっこう惰性で進んでくれます。マニア用語で言うところの「よく転がるクルマ」ってヤツですね。私はこの”転がる”感じとハイグリップなタイヤが気に入ってまして、価格帯もターゲットも違う格上のヨンサンでも、音が静かな所以外は負けてるんじゃ…と思ってしまうほど。
 これまで「ヨンサンすげーっす!」とか言ってた者としては、ちょっぴり複雑な心境です(^_^;

 クリスマスプレゼントで子供に贈る物ならば「直線命!」とか「見た目命!」な製品でもイイとは思うんですが、いやほんとにイイとは思うんですよ、デジQでもパムランナーでも…。ですけどね、「スローインファーストアウト」なんて言葉を口走る年頃の方には、是非ともこのDGマスターがいいんじゃないかと思うんですよ。でもって、独り身で、クリスマスには自分で自分にプレゼント(号泣)ってな方は、DGマスター全車種イッちゃってください(爆)



2002年 12月 21日 
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