バンダイ・ワンダーボーグ
ロボ・・・それは男の浪漫
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自律思考型ゴキメカ
自分で考え、自分の判断に基づき行動する・・・
まさに鉄腕アトムばりのロボットが我が家の一員となった。
ロボット・・・
それは男のロマン、いや人類の夢と言っても過言ではない・・・。

 と、いうおかしなノリの前フリは、置いといて・・・。

 巷でウワサのワンダーボーグがやっとこさ到着いたしました。
 ワンダーって?と言う方のために軽く説明しておくと「いわゆるバンダイのおもちゃ」なのであります。えっ?簡単過ぎました?こりゃまた失礼いたしました。

 改めて説明すると、携帯ゲーム機「ワンダースワン」でプログラムを作成し、それをこの虫型ロボット本体に転送することでロボが自律思考を始めるというアイテムです。

 レゴのマインドストームと似ていますが、ワンダーボーグの方がおもいっきりお手軽な感じですね。なんせありがたいのはケーブル類が一切不要な事!プログラム転送用にUSBだのシリアルだの高速GIGA Etherだのといったワケの解らないケーブルで机の上がゴチャゴチャする心配がありません。詳しくは後述するとして、テレビのリモコン同様、赤外線でピーッと飛ばすだけなので、ワンダースワンさえ持っていればパソコンは使いません。って言うか、ワンダースワンが無いと遊べませんけど。

 ソフトウェアの方はプログラムといってもそんなに難しい事もなく、ゲーム感覚でコマンドを並べるだけといった簡単なものなので「プログラムはよく解らん」という私みたいな方やパソコン恐怖症の方もOK楽勝です。ヘタなシミュレーションゲームよりも簡単に理解できると思いますよ。

 本体には8つのセンサーが・・・っていうのは公式ページのスペックを見ていただくとして、要するに目と触覚に反応した際の行動を定義して観察しましょう!というものなんですが、具体的にどんなものか?というと・・・。


ロボ:「前方に未確認物体X発見」
ヒト:「未確認物体Xこちらも確認。回避せよ、面舵いっぱ〜い」
ロボ:「ラジャー!ロボ面舵いっぱ〜い」
基本的な行動パターンを本体に転送してじーっと観察していると、上のような事を勝手に判断して行動してくれるわけですが、実際には・・・
1行目:[右に何かある]>[速度減速]>[右回転45°]
2行目:[右触覚に反応]>[バック]>[怒りの咆哮10秒間]
の様なコマンドなんです。単純でありながらも以外と奥が深いですコレ。

 付属品は足が3種類と触覚が2種類、あとプログラム作成用の「ロボットワークス」というワンダースワン用カセットなどが付いてます。標準のプラ脚はいまいちグリップしない(ラジコン用語で「食わない」と言う)ので、見た目にも虫っぽいワイヤー脚+イボ靴に変更。これでいっきにゴキ度が上がりました。ついでにプログラムも明るい場所を嫌うような感じに設定。影になっている机の下から出てこなくなりました。明るい場所に行くとダッシュで後退、そして鳴きます。う〜ん可愛いヤツだ!

 こうなってくると名前を付けたくなりますね。と、言うわけで第一候補だった「俺のロボ2000-GT」は却下。「ゴキ屋圭一」通称ゴリキン(仮)になりました。

 ちなみにパッケージには「これは甲虫目(こうちゅうもく)であって決してゴキブリ目ではありません」みたいな女性ユーザーに対する不安が記されていましたが、誰がどう見ても「ゴキブリの仲間」にしか見えませんね。

 そういう事なので、男性向け玩具=オトコのおもちゃという、まるで私のために作ってくれたかのようなこんなおいしいアイテムを紹介しない訳にいきません。

 ラジコンではありませんが、一応リアルタイムで遠隔制御もできますので、これでも立派な無線操縦模型かな?なんて思うのですが、いかがでしょうか。

 気になるこの商品、実はまだ一般販売はされておりません。今年6月にインターネットで限定先行販売された1000台は、なんと8時間でSOLD OUTだったそうです。8月の二次販売分もすでに完売のうえ、一部店頭で行われたテストセールも終わってしまったので「今スグ欲しい!」という方はネットオークションなどで入手するしかなさそうですね。9月のゲームショー&ホビーショーにも出展されるようなので、もしかしたら会場限定販売みたいなものも期待できるかもしれません。

 どーしても「待てない!」という方はこっそりこちらまでメールしてみてください。多数の問い合わせがあった場合に限り、うちのもう1台の行く末を検討してみたいと思います。

※スゲー報告が遅くて申し訳ないんですが、すでに上記のもう一台は、無事引き取られて行きました。




2000年 9月 8日