タミヤ TT-01
バラバラ分解パート1
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大きくならない場合もあります(^_^;

 アダルト層に大反響のタミヤTT-01ですが、黙ってそのまま走らせるアダルトドライバーも少ないだろうと思われるので、早速バラしてみました。
 既にお気づきかと思いますが、私のサイトは「上級者にはつまらなく」そして「初心者には難しい」かなり半端な内容が大半を占めています。時々こんな改造のススメみたいなページもありますが、アダルトドライバーでない方は、お父さんやお母さんの許可を得てから着工してください(笑)

 下の写真の上から3番目の太くてゴツいドッグボーンがTT-01の標準パーツ。カップジョイントもホイールアクスルも、かなりの極太。ま、樹脂パーツなので、こんなに極太でも寿命は短そうな感じです。しかも樹脂だから軽いのか?ってーと、そんな事もなく、しっかり重かったです。
 たまたま全バラされてるTG10Rのパーツと、他に使えそうな我が家のジャンクパーツを並べてみました。

上から順に…

1.Mシャーシー用ユニバ
2.Mシャーシー用ドッグボーン
3.TT-01
4.TG10R
5.TA04
6.TA03以前のタミヤ汎用

どれもサイズが微妙に違って見えますね…。


 合体させるとこんな感じ。アクスル長はだいたい同じくらいです。ボーンの方は、以外にも一番ニアピン賞だったMシャーシー用がちょっと足りないくらいです。微妙なのがTG10R。
 TA04用は長すぎてダメっぽいですね。04と同じサイズのTL01-LAとか、もっともっと長〜いTBエボ2も自動的にアウト!っぽいです。

 そういえば、たくさんあったTB01系のアクスル回りが全く見あたらないので、ショップに行った時にでも長さ比べをしてきます。あ、でもTLのロングサスと同じでしたっけ?

 上でTG10Rが微妙と書いたのは、カップ側をTB系のパーツにした場合、ちょっと短くなるためです。なんか、この組み合わせならTG10R用がバッチリっぽいんですが、直径が太いので、せっかくのベアリングセットが使えなくなってしまいます。それにeリング留めのホイールアクスルとギザギザ六角ハブって、イマイチ好きじゃないので、他のパーツを流用したいところ…。
 ん〜…何かイイ組み合わせって無いですかね?



 スパー・ピニオン・プロペラシャフトはこんな感じ。白いスパーがTT-01用で、TB系の06モジュール61Tと同じでした。黒いスパーはTB用の04モジュール72Tと88T。プロペラシャフトはドッグボーン形状で、実車っぽくなってます。で、工具箱の中に転がってたピュアテンα用のセンターシャフトも一緒に並べて記念撮影。
 ん〜、惜しい!長さは良さそうなんですけど、ピンが片側にしか付いてません。それに重い…。

 赤線で囲ってあるところは、TB系のシャフトとの比較なんですが、TB系は先端がDカットなのに対して、ノーマルは両面がカットされた□形状になってます。よってベベルギヤも一緒に交換しないといけません。

 まだ現物合わせはしてないんですが、プロペラシャフト周りはTB系と互換性が無いような話をちょいと小耳に挟んだので、今回はその原因を軽〜く探るだけにしておきます。

 あっ、コレが原因かな?

 上の白いベベルギヤが純正品で、→の黒いのはTB系のベベルギア。ノギスで計るまでもなく、厚みが違うのが一目瞭然。

 ちなみに歯数の方はリングギヤ、ベベルギヤとも今までのTB/TGシリーズと同じ39T/15Tで、係数2.6も同じです。



■最終減速比について(ギアレシオ)
 ギヤ比の変更ですが、ピッチ換算とか軸間距離とか計算するのがメンドーなので、潔く直径で計ってみました(笑)
 キット標準61Tスパーが径37.85mmで、04モジュールの88Tが径36mmと、その差-1.85mm。キット標準ピニオンが径12.5mmの19Tなので、12.5+1.85=14.35mmくらいのピニオンは…。
 あ、あった!04モジュールの34Tが丁度良さそうな大きさです。

 この場合のギヤ比は(88÷34)×(39÷15)=6.73。ビギナードライバーがノーマルに慣れてきて、ステップアップするには調度良さそうな値ですが、アダルトドライバーにはちょっと物足りない感じですね。

 ここでちょっと、テキトーに径で見繕ったギヤ比を表にまとめてみました。ギヤがなめちゃうリスクよりもスピードや効率を追求される方は、参考にしてみて下さい。あっ、それと「この表通りにやったらダメだったよ〜ん」という場合もありますので、必ず自己責任でやって欲しいんですが、ダメだった場合の憤りを自分一人で溜め込まず、ぜひとも掲示板やメールなどで私にぶつけてみて下さい。貴重なデータとして、今後のネタにさせていただきます(笑)

スパー
モジュール
合いそうな
ピニオン
ギヤ比
61T
06
19T
8.35
58T
06
22T
6.85
55T
06
25T
5.72
88T
04
34T
6.73
72T
04
50T
3.74

 フローティングマウント風のモーターマウント。

 実はコレ、TB-01のモーターマウントと穴位置は同じでした。って事は、同じ理屈でピニオンを変えられるハズなんですが、TB-01の取り説が見つからないので、どこが何Tなのか、さっぱり解りません(汗)

 とりあえず、情報を募集しつつ、次回のネタと言う事で(笑)
(TBの取り説持っててスキャナニングして適当に圧縮してメールに添付して送ってあげてもイイよ!って方はこちらまで。)

2003年4月:すっごく報告が遅くて申し訳ありませんが、既に取り説ゲット済みでございます。ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございましたm(__)m

 ネジ不要のフリクションダンパー。ちなみにフリクションが発生してるのはバネとシリンダー間でした(爆)

 でも、実際の走行で使うのは、ほとんど初期のストローク分だけ。なので、走りはかなりポヨンポヨンしてます。ま、ここは改造するよりもTRFダンパーなどに換装するのが良さそうです。



2002年 9月 7日 
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