マイクロRS4組み立て日記
※写真を押すと大きくなります。「戻る」ボタンでもどってね!
大きくならない場合もあります(^_^;

ガビ〜ン!組み立て失敗
 つい先日、ここの宣伝も兼ねてRCMxのマイクロRS4掲示板に電池の質問を書き込みに行ったのですが…。その時にリアデフ周りの書き込みがありまして、ちょうど私もサクっと作ったばっかりの箇所だったので、サクっとお返事を書き込みました。まぁ、よくある部品の付け間違いではないですか?みたいな…。
 ところがですね、既に前輪部分も組上がっている私のマイクロRS4は、なぜか丸い部品が一つとベアリングが一つ、余っちゃってるんですよ。組み立て説明書を読み直してみたらですね。ななななーんと!「部品の付け忘れ」があるじゃないですか?!
 と言うことで、後輪付近の組み立てはやり直しになっちゃいました。トホホ。現在はご覧のありさま。ちなみに写真の手前に写ってる大小の丸い部品が余っていた部品です。

 まずは、付け忘れていたベアリングを仮り組み。んぐぐ…き、キツっ。ってゆーか、入りません。微妙に入りそうで、やっぱり入りません。今日の組み立て(正しくは組み直し)は、これにて終了。
 …と言うのは冗談で、このきつい部分をちょっと削って調整してみましょう。まずはベアリングを抜いて、抜いて、抜い、ぬぬぬ、抜けません。マジでこれにて終了になりそうです。こんな事にならないよう、仮り組みで無理をすると危険です。


 この金色の部分を紙ヤスリの#1000くらいで少しづつ削っていきます。削り過ぎると後戻り出来なくなってしまうので、ゆっくり慎重に作業します。もし削り過ぎてしまった場合は…。私なら、ちょっとくらいなら気にしません。ちょっとじゃなくても気にしないかもしれません。


 付け忘れていた丸い部品を付けます。写真ではシャフトを先に装着してから丸い部品をはめようとしています。しかし、真っ直ぐ差し込むときちんと装着できませんでした。少し斜めにして何とか装着できましたが、なんだかちょっとイレギュラーな感じがして、気持ちのいいものではありません。はたして私の組み立て方が悪いのか、はたまた設計に無理があるのか…。


 何と呼んだらよいのでしょうか…。デフの内部にある二つの大きな歯車の内側(モーター寄り)の方をシャフトに通してベルトをかけます。そういえばこの部品、本当に何と呼ぶのか分かりません。マイクロRS4の組立説明書は、とてもキレイに印刷されているのですが、キレイなだけで肝心の目的というか見出しというか、そういった事が書かれていないのですよ。まぁ、そんな事は書かれていなくても、組み立ては問題なく進められると思います。

 ココがちょっと面倒でした。タミヤや京商ならプーリーと呼ばれる部品をシャフトに通します。するとベルトが邪魔をして奥まで入ってくれないので、自転車のチェーンが外れた時の要領で、ベルトの下をちょっとだけプーリーに引っかけて、上に向かってプーリーをゆっくり回します。そのままグルグル回しながら、プーリーを奥まで差し込めばOKです。
 ちなみに←の写真に写っているベルトを押さえる小さな丸い部品ですが、たまたま同じサイズのベアリングがあったので交換してみました。

 ココの部品名もちょっと怪しいのですが、デフ内部の小さい方のギア(歯車)…。えー、タミヤや京商で言うところのベベルギアを4つともすべて組み込んでから、デフ内部の大きい方のギアとホイールをかぶせて出来上がり…。のはずだったんですが、実は写真に写っているホイールの中央にはめる丸い部品を壊してしまいました。
 組み立てる時も異様に堅くて苦労したんですが、直径を計るため外そうとしたらですね、これが案の定”激硬”で外れないんですよ。仕方なく粉々に砕いてやっと外す事ができたのですが、これは同じ大きさの代用可能な部品が見あたらず、ちょっと小さめのベアリングを入れてあります。なので私のマイクロRS4は右後輪がガタガタしてます。多少のガタガタは気にしない!これがオトコのおもちゃ流です。もっと細かい所を気にしましょう。

 やっと元にもどりました。しかーし、何度もネジを締めたり緩めたりしたせいか、右後輪を止めてるネジがかなりユルユルになってしまいました。ここのネジは重要なので、後で交換しなくては…。ひとまず左側のネジと交換して一件落着。えっ。左側のネジですか?そこはユルユルのネジを渾身の力で締めてやりました。たぶん外す時に泣く事になると思います。



2001年 10月 7日 



 NOTE
RCMx(アールシーマニアックス):
日本で一番有名なラジコンカー専門サイト。クルマ専門なので、飛行機の話題などはありません。ちなみにオトコのおもちゃはUGと間違われるほどのマイナーサイトですが、携帯電話の話題なんかも取り扱ってます。
リアデフ:
前回「リヤデフ」と書いた物と同じ。リヤー・リア・リヤなど、商品名としては様々なパターンが存在するが、カタカナ表記として正しいのは「リア」。rear.後部.後方の〜という意味。
丸い部品:
説明書によると、73402-黒丸2という部品。正式名称は不明。
ベリング:
bearing.挙動.軸受け…などという意味。正しくはボールベアリング。ちなみにエアガン界ではBBと略されるがラジコン界では〜ベアと略される。例:全ての軸受けがベアリング>フルベア。例2:半分だけベアリング>半ベア(ウソ)
仮り組み:
接着などはせず、部品の加工精度を確認するため、ちょっとだけ本気で組み立ててみる作業。かなり本気で組み立てる作業は本組(ホングミ)。ネジも仮り締め〜本締め〜という流れで締めるのが理想的だが、仮り緩め〜本緩め〜という流れは理想的ではないかもしれない。いや理想的なのかもしれない。
シャフト:
shaft.柄.軸という意味。ラジコン界では、車軸(アクスル:axle)をドライブ(運転:drive)シャフト(shaft.柄.軸)と言うことがある。言わない場合もある。
イレギュラー:
irregular.不規則な物.不規則変化の文法…という意味。
目的というか見出しというか:
タミヤや京商の組立説明書の場合…「ギヤボックスの組立」みたいな見出しがあり、その後「デフプーリーとデフケースをネジ止めします」みたいな説明が数カ国語で記されている。一通りの組み立てが終わると、多少の専門用語が身に付く。そうなると、専門用語で会話したくなるのが人情。
プーリー:
pulley.滑車のこと。
ホイールの中央にはめる丸い部品を:
これはマジでハメない方が良い。後で交換する予定の人も交換する予定の無い人も、ダマされたと思って組み込まない事をオススメする。大の大人が散々苦労しても完全に奥まではハマらないほどキツい部品なので、はじめから830という規格のベアリングに交換することを強くおすすめする。