タミヤ TBエボリューション3
モーターツール必須キット?
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大きくならない場合もあります(^_^;

 クリスマスだと言うのに…いや、クリスマスだからかな、なんだかやけに問い合わせメールが多いので、書きかけですが、公開してみます。公開したら後悔するかも。
 念のために書いときますが、これはタミヤグランプリでスーパーエキスパートのドライブする414と戦うための下ごしらえです。レースとかに興味無い方は、真似しない方がいいと思います。そしてTA04-Rに乗り換えた方がいいと思います。04-Rから乗り換えた方は、心から同情致します。

 これがウワサのギヤケース。バラつきがひどく、人によっては無加工でOKな物もあるとか無いとか…。

 リューターが無いと、すっごく大変(^_^;;;;;;;;;;;;
 ちなみに写真の位置に刃先を当ててはいけません(爆)

 ちょっと極端な図ですが、黒い部分が標準の状態で赤い線が理想のライン。a,b,cの3点を死守すれば、緑の部分みたいな削り損じも理論上は大丈夫なハズ。
 よ〜く見ると、bの部分は”削る”んじゃなくて逆に戻さないと理想ラインになりません。これはベベルギヤとリングギヤのクリアランスを確保するため。

 上図のb点の処理はテフロンシートを複数枚重ね貼りしてます。
 蓋にワッシャーを挟んでるのは、締め過ぎによるベアリングの圧迫防止対策のつもり。0.1mmとかのシムで細かく調整しないと、デフが前後にガタつきます。
 エボ3は従来品と異なり蓋とダンパーステーが共締めという構造なので、ネジを緩める事でベアリングの圧迫に対処しようとすると、思わぬ落とし穴があるかもしれません。メンドクサイですが、きっちりシムで調整して、ネジはギチギチに締めたいところ。

 ここも太いので削りました。リューターがあると楽チンですが、電動ドリルでも代用可能。ちなみに写真の治具はF201用のフロントシャフト。
 段差の部分を薄く削る事でリングギヤとのクリアランスを調整する事も可能です。ま、ギヤケースを削る度胸のある方は、こっちも削ってしまいましょう!

 うちにたくさんある04用サスのうち、もっとも歪みの少ない物をセレクト。マッチドサスとか言ってみたり…(^_^;

 残念ながら、キット指定のスペーサーではギチギチでせっかくのマッチドサスも台無し。0.5mm少なくしたら、調度イイ感じになりました。色がチグハグになっちまったよ〜(T_T)

 スタビ用のアジャスターは、ネジの締め過ぎに注意。ここも渋いようなら、トコトン削ってスコスコ動くように組みましょう!

 ん〜、しかし、タミヤのサイトに削っちゃダメ!って書いてあったのは、いったいどこの事なんだろう…??



2002年 12月 25日